急性ポルフィリン症

急性型ポルフィリン症では禁忌薬があります。薬によっては急性ポルフィリン症の発作を引き起こすものがあり、服用には注意が必要です。

<禁忌と考えられている薬剤>

※急性型ポルフィリン症禁忌薬を抜粋して掲載。

 また、メルクマニュアルにも薬剤情報があります。

鎮痛剤…ブスコパン®、ペンタジン®、ジクロフェナク、トラマドール

解熱剤…ピラゾロン誘導体:アミノピリン、アンチピリン

向精神薬…バルビツール酸系、エスクロルビノール、グルテチミド、ヒドロキシジン、メプロバメート、ネルボン®、ロヒプノール®、アンフェタミン、トリクロホスナトリウム

抗けいれん薬…バルビツール酸系、カルバマゼピン、フェニトイン系、オスポロット®、プリミドン、ラモトリギン、スクシイミド系、トリメタジオン、バルプロ酸

麻酔薬…リドカイン、バルビツール酸系、フルロキセン、クロロホルム、コカイン、チアミラール、チオペンタール

降圧薬(利尿薬)…アプレゾリン®、アルドメット®、カタプレス®、アルダクトンA®、ラシックス®

消炎.鎮痛薬…ボルタレン®、オパイリン®、メフェネシン

抗菌薬…サルファ剤、コリスチン、エリスロマイシン、フラジール®、ウイントマイロン®、イソニアジド、ピラジナミド、フラジール、クロラムフェニコール、クリンダマイシン、インジナビル、ケトコナゾール、ピプメシリナム、リファンピシン、リトナピル、アルビオシン、スルホンアミド系

内分泌薬…経口避妊薬、ダナゾール、プロゲステロン、合成プロゲステロン

心臓・循環系…メシル酸エルゴロイド、ヒドララジン、メチルドバ、リドカイン、ニフェジピン、スピロノラクトン

その他…プリンペラン®、ダシクリン、プロベネシド、ロイケリン®、カリソプロドール、麦角アルカロイド、テオフィリン、ブスルファン、クレマスチン、ジメンヒドリナート、スルホニルウレア系(SU剤)、イマチニブ®、アストモリジン®、メトキサレン、アラベル®、アラグリオ®


※これらのなかには、臨床的にも実験的にも危険性が証明されているものから、実験室レベルで危険性が示唆されているにすぎないものまであります。


皮膚型ポルフィリン症

皮膚型ポルフィリン症では、EPP型については鉄剤は絶対禁忌です。肝炎を起こすことがあります。

すべてのポルフィリン症において肝機能を障害するような薬は止めておくのが通例です。(したがって、皮膚型ポルフィリン症も急性ポルフィリン症の禁忌薬リストを注意しておく)

生活習慣としてアルコールなどの飲料は禁忌になります。